エコー検査(超音波検査)とは?
妊婦健診で行われるエコー検査(超音波検査)は、超音波を使って子宮の中の赤ちゃんの様子をリアルタイムで確認する検査です。放射線を使わないため、ママと赤ちゃんへの影響はなく、妊娠中を通じて複数回行われます。もらったエコー写真、どこを見ればよいか迷ってしまうことも多いですよね。この記事では、エコー写真の基本的な見方を解説します。
エコー写真に表示されている情報を読み解く
エコー写真には、画像以外にもさまざまな情報が記載されています。
- GA(Gestational Age):妊娠週数を表します。例「GA: 12w3d」は妊娠12週3日という意味です。
- BPD(Biparietal Diameter):赤ちゃんの頭の左右の幅(頭の大きさ)です。
- FL(Femur Length):大腿骨(太ももの骨)の長さです。赤ちゃんの身長推測に使われます。
- AC(Abdominal Circumference):お腹まわりの大きさです。
- EFW(Estimated Fetal Weight):推定体重です。BPD・FL・ACなどから計算されます。
妊娠週数別:エコーで何が見える?
妊娠5〜7週頃
胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)が確認でき、6週前後には心拍が確認できます。この時期の赤ちゃんはまだとても小さく、1〜2cmほどです。
妊娠10〜13週頃(初期スクリーニング)
頭・体・手足の形が少しずつわかるようになります。NT(nuchal translucency=首の後ろの厚み)を測定することで、染色体異常のリスク評価にも使われます。
妊娠18〜22週頃(中期スクリーニング)
顔立ちや手足の指の数まで確認できるようになります。この時期に性別がわかることもあります(確認できない場合もあります)。また、心臓・脳・内臓などの形態もチェックされます。
妊娠28〜36週頃
赤ちゃんがどんどん大きくなり、顔の表情まで見えることも。3D・4Dエコーを提供している産院では、立体的な赤ちゃんの顔を見ることができます。
よく聞く「向き」の問題
エコー写真では、赤ちゃんの向きによって見え方が大きく変わります。よく聞く表現として:
- 「頭位(とうい)」:頭が下を向いている状態。出産に理想的な体勢です。
- 「骨盤位(こつばんい)/逆子(さかご)」:お尻や足が下を向いている状態。妊娠後期まで自然に直ることも多いです。
エコー写真の保存と整理のコツ
- 感熱紙で印刷されているエコー写真は、時間とともに薄くなることがあります。大切な写真はスキャンまたはスマートフォンで撮影してデジタル保存しておきましょう。
- 週数と日付を一緒にメモしておくと、見返したときにわかりやすくなります。
- 母子手帳に一緒に挟んでおくと、健診時に持参しやすいです。
エコー検査で気になることがあったら
エコー写真の見方や、検査結果について気になることがあれば、遠慮なく担当の産婦人科医や助産師に質問しましょう。「こんなことを聞いてもいいの?」と思う必要はありません。不安なことはそのままにせず、しっかり確認することが大切です。